2017年7月17日月曜日

3万年前の

NHKの「SWITCHインタビュー達人達 満島ひかり×海部陽介」を観た。

対談の中で、3万年前の人類を演じるとしたら?という話題が興味深かった。

現在の我々人類の祖先は、アフリカからやってきたという。
そして、日本人の祖先は3万年前に海を渡ってやってきた。
海部さんは、3万年前の航海を再現しようとしているという。

満島さんは、海部さんから「3万年前の人類を演じるとしたら?」
と問われて、自分のルーツであり、古代日本の文化が残っている
奄美大島のユタ(琉球列島のシャーマン)や子供たちに話を聞いて、
役作りをしたいと言っていた。

絵を描くということは、人類が営々と続けてきた行為であると思う。
最近の研究では、洞窟壁画は4万年前から製作されているらしい。
絵を描くことは、何か人間の本質に繋がっているのだろう。

では、自分が3万年前の人類になって絵を描くとしたら、
どんな絵を描くだろうか?


「SWITCHインタビュー達人達 満島ひかり×海部陽介」

(cinemacafe.net より引用)
満島さんは役作りの際、できるだけ資料を読み取材を重ね充分な準備のうえで想像力を働かせるのが大事だと考えているのだとか。そんな満島さんが今回会いたいと願ったのは、古代人が日本にやってきたルートを解明するため、実際に草で舟を作り海図も磁石もない状態で台湾から与那国島へ渡るプロジェクトに挑む海部さん。

海部さんもまた、化石や遺物の調査を続けるなかで、それだけでは「日本列島にはどんな人たちがどのような方法やってきたのか?」という謎に答えられないと考え、想像力を駆使して3万年前の航海を再現しようとしている。

共に“想像力”が仕事の重要なポイントであると考える両者が、海部さんの仕事場である国立科学博物館、満島さんのルーツの1つである都内の中学校をそれぞれ訪れ、満島さんが強く惹かれた古代の航海の話をはじめ想像力の重要性について語り合う。
(引用おわり)

「洞窟壁画」

(Wikipedia より引用)
(引用おわり)