1.元町のサンセイドウギャラリーに
川原百合恵さんの絵画展に行く。
以前、301でハガキを見てチェックしていたもの。
morning painting
http://sanseido-gallery.com/yuriekawahara2018/
ご自身で
「何が描かれているわけでもない、ただ、1枚の絵でしかない、絵」
と書かれている。
その通り、なにかわからないところがいいと思った。
ぼくたちは、絵を見てもすぐにこれは何が描かれていると
意味づけ、レッテルを貼って、そこで見ることを止めてしまう。
なにかわからない宙づり状態で眺めていられる絵。
期待通り、現物を見ないとわからない、いいところあり。
とくにカンバスが露出している部分の見え方、薄塗り部分が
いい感じ。
自分で描いていると描きすぎることが多いと思う。
他人の絵を鑑賞すると、描きすぎずに止めている作品を、
良いと感じることが多々ある。
2.川原百合恵さんの個展に行く途中、
同ビルの2階でstoragebooksという本屋さんに出くわす。
店員さんに声をかけられて
アートブックが充実してそうだったので
見つけたアートマガジンがこれ。
MONTEM
#4を気に入って購入。
3.ギャラリーヤマキファインアートの
芝高康造「WORKS 1975-1982」を見に行く。
ここは、ギャラリーの方がいつも絶妙の距離感で説明してくれる。
過去の作品の変遷も興味深かったが、
ぼくが気に入ったのは、奥に展示されていた最新シリーズの方。
芝高さん本人がいらっしゃって、
ほかの方とお茶を飲んで話されていたが、
話を中断して最新シリーズの解説を聞かせて頂けた。
「caput mortuum」の意味、
「版」の面白さについて興味深く伺った。
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